0乗の行動学

地域活性化プロジェクト

三割自治を打破するために
住民は何をすべきか?


地域から日本を変える!


インターネットで村おこし、町おこし

 インターネットが出現した時、「やっと自分のメディアが手に入った」「これで自前の販路ができる」と、何か解放された喜びを、今でも覚えています。自治体、商工会、NTT等も、「インターネットで村おこし、町おこし」をテーマにした講演会を全国各地で開催して、インターネットの普及に努めたものです。あれから20年、改めて、地域のメディア政策を考えてみましょう。

 長野県のある村では、職員賃金25%減額や山村留学などの事業の縮小、役場職員の手弁当での水道検針など、地元の新聞報道を見るにつけ、財政状況の深刻さがわかります。しかし、行政コストの削減だけでは、根本的な解決にはなりません。郷土を豊かにして自主財源を増やすしかありません。

 作ることはできても売ることができない。住民に、「広告と販売」の手立てがない。マーケティングの仕組みを、住民みんなで作り、地域で産み出された物を売り切ってしまう。これが、今、地域が必要とする、インターネットで村おこし、町おこしです。


 → 村おこし、町おこしの基盤づくり


財政健全化プロフラム

 約束されていたはずの公務員の生活保障が難しくなっています。学問を積んだ専門職を正規で雇えなくなっています。自主財源不足から職員の非正規化、業務の民営化がどんどん進んでいます。地方は益々貧しくなる。行政は、今ある有形無形の地域の資産を市民と如何に運用し、お金を生み出し、地域を豊かにするか?三割自治からの脱却!行政の経営力が問われています。


成長戦略の基本は、自社製品を自社販路で売る

 地域ブランドを地域メディアで売る。これが現状を打破する解決策です。ワーキングプアの食えないサラリーマンを増やすよりも、食える個人事業主を育てる方が、未来に希望が持てます。それには、事業者が産み出したモノやサービスを売り切る仕組みが必要です。それを市民パワーでつくる。このクラウドマーケティングが、市民ひとり一人の関係を深めることになり、ワクワク、ドキドキする町づくりになります。


グローバルのお金をローカルで使う!

 都会のお金で郷土を豊かにする。地方は都会からのお金で成り立っています。観光客を例に挙げると、旅行期間中に使ってくれるお金で満足してしまい、都会に戻ってから生活に使うお金を地方にキャッシュバックさせようとする発想がありません。はるかに大きなお金を見逃しています。お米を初めとした食糧品等の家計費です。これからの起業は、店舗や仕入れからスタートするのではなく、今あるもので何ができるか?創り出されるモノやサービスを情報発信することで、お客様からの引合い情報を生み出し、それをお金にする、情報を先行させ、お金に頼らない経営です。情報を制する者が世界を制する時代、情報をお金にする仕組みをつくった者が、結局は覇者になっています。良い例が、GAFA(Google、Amazon.com、Facebook、Apple Inc.)です。山越え海越えのお金を、ローカルで使う仕組みづくりが、インターネットのおかげでできるようになっています。


現代社会に”結いの思想”を活かす


一人でできないことはネットワークで!地域共同体

 地域の仲間が、お互いの仕事を熟知し、お互いに気にかけ、営業をしたりされたりする。仕事やお客を紹介したりされたりする仲間です。仲間内では情報や知恵の交換(give and take)を、証文なしで当たり前に行っています。この意味は大きい。互いに持っている資源を共同利用することで事業費は軽減され、広告費や販売費も相殺される分、それぞれの手元に現金が残ります。売ることから解放され、つくることに専念できます。これが日本のシェアリングエコノミーです。


売る力が地場産業を育てる クラウドマーケティング

 食えないサラリーマンよりも食える事業者を地域住民、民間(crowd)で育てる!事業者が、何よりも有り難いことは、モノが売れること、お客様がつくこと。この売り切る仕組み(marketing)を地域住民でつくる(crowdmarketing)。住民が、モノやサービスを、消費者として買ったり、広告マンとして、自分の持っているメディア(スマホ等)で、自分のネットワークにシェアして多くの人々に伝える。このマーケティング活動を地域住民がみんなで続けると、地域製品を売る仕組みができ、誰でもが売ることから解放され、民間から新規事業者が生まれますよね。


 → マーケティングの基盤づくり


地域の産物を共同で売り切る クラウドメディア

 ネット上では行政も個人も同じ1に過ぎません。一人でできないことはネットワークで!住民ひとり一人(crowd)が、自分のメディア(media)を持ち、理念に共感した者同士が、共同体(crowdmedia)をつくり、マスメディアに頼らなくても、自分たちの地域の販売促進に利用できるようにします

 先ずは、個人メディアで、「私はここで、何々をしている」と存在感をアピールすることから始めましょう。(一社一頁運動)個人メディアが、お互いに地域に愛着を持ち、シェアしたりされたりすると分かち合えるネットワーク(地域共同体)が出来上がり、地場で生産された物やサービスを売り切る力となります。


民間による地域活性化プロジェクト


コミュニティービジネス

 農村社会では、お互いに労働や時間の貸し借り(相殺)をしながら農作業をしてきました。心の貸借表の帳尻が、時間を経てみるとピタリと合うからこそ、今だにこうした素朴ではあるが、お互いの対価を相殺し合う、切実な人間的連帯感、人の結びつきが残っています。この共同体の相互扶助の精神を「結(ゆ)い」と言います。この働き方で、蔵の建つ農家が生まれました。

 私たちの暮らしの中には、お互いに分かち合い、助け合う風習が、日本のいたるところに残っています。生活の知恵として民間の内に育ってきた社会保障制度です。日本人の民情に合っています。仲間が共に助け合い、ネットワークの輪を広げ、共同体のスケールメリットを共に享受します。

 みんなで売る仕組みをつくるクラウドマーケティング、みんなでお客を紹介したりされたりするシェアリングエコノミー。これらはすべて結いの思想の中にあります。


事例 米を作り水を守る安曇野特区構想

 大自然に育った安曇野の有機農産物を市民ネットワークで売り切ってしまう仕組みを作る。この地域活性化プロジェクトは、安曇野を揺さぶるだけの衝撃度があります。タブーを破って次の常識をつくる挑戦です。


コンセプト 米を作り水を守る!私たちは水の防人

 日本の源流の多くが信州にあります。みどりのダムは生態系を維持しています。五月になると安曇野は一つの湖に風景を変えます。水田が水を守っています。「水神様」や「山の神」を祠り、水や森や大地を大切に守り、上流に暮らす者が下流に暮らす者を思いやり、脈々と生命を受け継いでいます。この役割を安曇野は担っています。「安曇米を食べて日本の水を守ってください。」と日本中の人々にアピールします。

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 一社一頁運動 Glocal21は、(有)産広シーアールが運営しています。ダイナミックなインターネットの使い方を知らない事業者がまだまだ多くおられます。これを知れば仕事の仕方が大きく変わります。インターネットの商用利用に確信が持てれば、成長が見込めます。多くの経営者にインターネットの醍醐味を知っていただき、インターネットで仕事になった!と言う驚きと喜びを、一人でも多くの経営者に味わっていただきたい。中小商工業者が日本を変えます。


(C) 地域活性化プロジェクト 一社一頁運動

インターネット安曇野
ヒューマンネットワーク「結いの会
the United People of the World
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地域プロデューサー 平林登