月刊誌「商工会」 IT特集 対談 全国商工会連合会 発行 8月号(通巻 505号 2001)
長野県連によるSOHOビジネス支援
井田 今、SOHOビジネスについてお話しをいただきましたが、長野県商工会連合会では、こういうSOHO事業者をネットワークを組んで支援しようという試みを始められたと聞いております。簡単に連合会の事業を紹介をしていただきたと思います。
待井 インターネットが幅広く普及してきた中で、SOHO事業者も急激に増加をしている現状にあるようです。長野県ではまだですが全国的には、昨年の12月にSOHO事業者の全国組織として、 財団法人日本SOHO協会が設立されました。長野県の場合には、小規模事業施策の見直しに対応して商工会四大改革というものを県連として提唱して進めているんですが、その中で情報化事業をより一層強化し、情報事業を新たな視点から展開をしていきたいということを揚げております。その具体的な取り組みの一環としてSOHO支援に取り組んでおりまして、この四月に 「長野県SOHOネットワーク」 をインターネット上に立ち上げたところです。
井田 SOHO事業者であれば、誰でも参加できるということですか。
待井 はい、自由に業者の方が登録していただける仕組みになっています。
井田 ネットワークの存在は、広く告知されているのですか。
待井 ことあるごとにPRしています。新聞発表などもしました。
井田 四月からとおっしゃいましたけれども、四月、五月でどのくらいの登録数があったのでしょうか
待井 今、業者数で30社を超えているぐらいの状況ですね。県内のSOHO事業者の実数ははっきりしませんが、確実に増えてきていますので、一層PRが必要だと考えています。
井田 登録は自由だということですが、実際の商取引の状況についてはいかがですか。
待井 会員の相互の取引に委ねていまして、個々の取引状況はつかんでおりませんが、受注情報や発注情報を書き込む掲示板をつくっていまして、そこへ皆さんが自由に受発注情報を書き込んでいただいて、あとは電子メールで互いにやり取りをしていただくという仕組みになっております。
井田 掲示板に書き込まれる情報にはどんなものがあるんでしょうか
待井 例えは、データー作成を発注したいとか、プログラムをつくるのでスタッフがいないだろうかとか、そういうものが載っていますね。
井田 平林さんは、このSOHOネットにどういう情報を登録しておられるのですか
平林 先ず、業者登録に当たる当社の事業概要説明ですね。それからやりたい仕事の具体的な内容。私の場合は、PCとiモードでホームページをつくりましょうと。今二つの事業項目で登録させていただいています。
井田 ネット上で見たという注文はありますか。
平林 現状ではそれほどではありません。できたばかりですから、これからだと考えています。
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