すべてを一つにする0乗の祈り 結い
the United People of the World
一人から始まる世界平和 We are united.
日本人は全てのものに神が宿ると信じている。神代から、宇宙を司どる神様の神、物を司る神様、人を司る神様、人を結ぶ神様、裏を返すと、私たちひとり一人が世界の中心である!と言う矜持である。これを具現化するOSが自立して共生する「結い」。民度を上げ民力を上げるお互いさまの生き方。この延長に世界は一つになる道程がある。
今、世界中のコンピューターは、インターネットによって一つに結ばれています。だったら、世界中の人々が一つに結ばれることもできそうですね!サイレントマジョリティーを共同体にする。これを可能にする生き方(OS)が日本のDNA,結い(Glocal)と言う。
お互いに知り合った仲間が、お互いの仕事を熟知し、お互いに気にかけ、機会あるごとに仕事を紹介したりされたりする生き方です。このお互いさまの仕事の仕方により、みんなが売ることの不安から解放され、作ることに専念でき、等身大の暮らしができます。ひとり一人が、ある時は主となり、また、ある時は従となって補い合い、結び合うヒューマンネットワークです。この延長に、おたがいさま、おかげさま、ありがとう!と言える”the United People of the World”のグローカルな世界が実現します。ネットワークの生成は、Give and Giveでなされ、回り回って、やがては、Give and Takeのお互いさま社会(Wholeworld One household)になります。情けは人の為ならずですね!
皆様はご存じですか?
どんな数でも0乗すると1になることを!
地球や人類は、今、この0乗の生き方を必要としています。
日本人の心の拠り所 結びの神
宇宙から原子に至るまですべてがお互いさまの関係で均衡を保ちながら一つの大系で結ばれている。
これは神の仕業だ!一つひとつの物や事に神が宿っているからだ!と考えた。
0乗の思想
私は中学の理科の授業で”細胞の中心を核、その中心を仁”と習った。論語の仁です。人類の祈りが込められています。私たちの60兆の細胞の一つ一つに思いやりが宿っていると考えると優しい心になれます。日本人は、生物や物質を構成しているすべてのものに神が宿っていると信じています。人を粗末にするもの、自然を粗末にするものは廃れる。この宇宙観こそが世界を一つにする0乗の思想です。安曇野には、朝の挨拶を過去形で言う習わしがあります。袖振り合うも他生の縁。目上の人やあまり親しくない人に出会ったら、返礼を求めず、こちらから会釈をします。そうすると知らず知らずのうちに和んで来ます。このようにして地域共同体は成り立っています。(インターネット安曇野 平林登)
インターネットが出現した1994年頃、長野県をHPで紹介することになり、当時、120市町村あった自治体から要覧を送ってもらいました。驚いたことに、どの市町村にも、「自然を愛し、人を慈しむ」と憲章にありました。これは信州人が自然や人から学んだ倫理観。これが世界を一つにする0乗の生き方です。
日本には、元々、モノには「もったいない」人には、「おたがいさま おかげさま ありがとう」と言う生き方があります。ローカルSDGsを地域循環共生圏と訳しますが、これは農村の共同体の生き方「結い」そのものです。結いの思想をネット社会に活かすと地球環境や人権が守れます。(インターネト安曇野 平林登)
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