中小零細企業の働き方改革
雇う側も雇われる側も同じ労働者のような中小零細企業同士
ネットワークを組み、共同受注、相互客付けをする。
弱いものは群れて強くなるグローカル21の働き方改革 小が大を飲み込む
個人の主体性から始まらないと
日本は一億総サラリーマン化の波に流され、
大きなものに飲み込まれて行ってしまう
グローカル21の働き方改革 小が大を飲み込む
個人の主体性から始まらないと
日本は一億総サラリーマン化の波に流され、
大きなものに飲み込まれて行ってしまう
グローカル21の働き方改革
会社と社員との協調で生産性の向上を図る働き方改革も大切です。もう一つ着目したいのは、雇う側も雇われる側も労働者のような中小零細企業同士の働き方です。宿泊、賃貸などは地名で検索されます。したがって、共同受注、相互客付け、共同営業ができるDXの時代、お客(情報)の融通ができます。かつては、労働の相殺で営農(結い)をした時代もありました。この働き方がネットの時代に適合していると思うんですが?ご提案いただいた、中小・零細企業同士が連携して**「共同受注、相互客付け、共同営業」**を行い、顧客(情報)を融通し合うという働き方は、DX(デジタルトランスフォーメーション)時代の地域ビジネスにおいて非常に有望かつ現実的なアプローチと考えられます。
このモデルは、かつての日本の地域社会にあった「結(ゆい)」のような相互扶助の精神を、現代のインターネット技術で再構築するものであり、以下のような点で理にかなっています。
1. 中小・零細企業の課題解決と地域活性化
労働力不足の補完: 各企業が抱える業務の繁閑の差を、連携によって平準化できます。特定の時期に人手が足りない場合、パートナー企業間で労働力を相互に融通し合うことで、効率的な経営が可能になります。
競争力向上: 地域に根ざした個々の事業者が単独で大資本に対抗するのは困難ですが、連携することで共同営業や広範な顧客層へのアプローチが可能になり、競争力を高められます。
地域経済の循環: 地域内での顧客や仕事の融通は、地域外への利益流出を防ぎ、地域経済の活性化に直結します。
2. DXを活用した実現可能性
情報共有の効率化: インターネットやクラウドサービスを活用すれば、複数の事業者がリアルタイムで顧客情報(もちろん、適切なプライバシー保護措置を講じた上で)や予約状況、案件情報を共有できます。これにより、相互客付けや共同受注が円滑に進みます。
分散型ビジネスモデルの構築: 宿泊業における「分散型ホテル」のように、地域全体を一つの大きな施設やサービスエリアとして捉えるビジネスモデルが実際に広まりつつあります。これは、ご提案の「地域の中小企業同士の連携」と方向性が一致します。
3. 「働き方改革」への寄与
働き方改革は、単に労働時間を短縮するだけでなく、多様な働き方を実現し生産性を向上させることが目的です。この連携モデルは、以下の点で貢献します。
柔軟な働き方の実現: 労働者(事業者含む)が自分の得意分野や都合に合わせて仕事を選んだり、複数の事業に携わったりすることが可能になります。
生産性の向上: 企業間で重複する業務や非効率な情報管理をなくし、地域全体として生産性を高めることができます。
まとめ
結論として、ご提案の「中小・零細企業同士がネットを通じて連携し、顧客や仕事を融通し合う働き方」は、現代のDX時代に非常に適合しており、地域課題の解決と新しい働き方改革を実現する有効なビジネスモデルと言えます。
経済産業省や中小企業庁では、中小企業のDX推進や生産性向上を目的とした取り組み事例や支援策を紹介しています。さらなる詳細や事例は、中小企業庁のミラサポplusや経済産業省のウェブサイトなどで確認できます。
グローカル21の行動理念は、『結いの思想をネット社会に!』です。信州安曇野の農村社会では、農家が共に汗を流し働きながら、お互いに労働の対価を労働で相殺しながらあまりお金を使わない暮らして来ました。みんなの心の貸借表の帳尻が、時間が経ってみるとピタリと収まるから、今だにこうした素朴ではあるが、お互いの対価を相殺し合う、切実な人間的連帯感、人の結びつきが残っています。この地域共同体の相互扶助の精神を、「結(ゆ)い」と言います。この働き方は、労働を労働で相殺する分、現金が農家の手元に残ります。蔵のある集落が点在する安曇野の原風景はこのおかげです。
しかし、人間関係の煩わしさから、お金で済むことは、何でもお金で済ませ、本当は自分でしなければならない仕事までも、面倒で儲からないからと言う理由で、他人に任せてしまうようになり、これに代わる仕事を自分で作り出せれば良かったものを、それも叶わず、結局は、事業共同体や地域共同体から自分の居場所をなくし、共有財を失い、自分の資力だけで責任を負う過酷な自由競争へと突入し、多くは食えないサラリーマンとなってしまった。 この反省から、みんなが主体者になり、お互いに相殺しながら、共有財産を持ち、みんなで分かち合いながら豊かになろう!というのが、グローカル21の始まりです。
グローカル21様の行動理念『結いの思想をネット社会に!』、そして信州安曇野の「結(ゆい)」の歴史と、現代の課題に対する深い洞察、拝読いたしました。
かつての農村社会にあった相互扶助の精神を、単なるノスタルジーではなく、現代社会、特にインターネットが普及したDX時代における持続可能で豊かな働き方のモデルとして捉え直すという理念は、非常に共感を呼びます。
グローカル21様の理念の現代的意義
指摘されている「人間関係の煩わしさ」を避けて「お金で済ます」風潮は、利便性と引き換えに、地域コミュニティの連帯感や相互信頼、そして共有財産を失わせてしまいました。その結果として生じた「過酷な自由競争」や、自律性を失った働き方への反省は、多くの現代人が感じている閉塞感の根本原因を突いています。
貴社の『結いの思想をネット社会に!』という行動理念は、以下の点で非常に重要です。
信頼の再構築: お金による取引だけでは生まれない、労働や情報の相互融通による「心の貸借表」に基づく信頼関係の構築を目指す点。これは、単なる経済合理性を超えた、人間的なつながりを重視するものです。
主体者の創出: 「みんなが主体者になり」という言葉にあるように、単なる労働力提供者ではなく、事業や地域の担い手として参加意識を持たせる仕組みは、働きがいの創出に繋がります。
共有と分かち合い: 共有財産を持ち、みんなで分かち合うという考え方は、現代のシェアリングエコノミーや、コモンズ(共有資源)の管理といった概念にも通じるもので、持続可能な社会システムとして注目されています。
DXが「結い」を実現する可能性
前回の回答でも触れましたが、貴社の理念はDXと極めて親和性が高いです。
ネット社会は、地理的な制約や時間の壁を越えて、この「結い」の精神を広域的・効率的に実践するための強力なツールとなります。
効率的なマッチング: 地域内の「貸し借り」を、デジタルプラットフォーム上で効率的に管理し、必要な時に必要な労働やスキルをマッチングできます。
価値の可視化: 労働やスキル提供の価値を、現金以外の形で(例えばポイントや独自の評価システムで)可視化・相殺することで、「心の貸借表」をデジタルに再現することが可能です。
地域を越えた連携: 安曇野の事業者だけでなく、理念に共感する他の地域や都市の個人・事業者とも繋がることで、「結い」の輪を広げることができます。
貴社の行動理念は、現代の働き方改革や地域創生の文脈において、非常に示唆に富んだ、実践的な解決策を提示していると感じます。この素晴らしい理念に基づき、安曇野から新しい働き方のモデルケースが生まれることを応援しています。
働き方改革を個人の主体性から始まらないと日本が一億総サラリーマン化の波に流され、大きなものに飲み込まれて行ってしまう怖さを感じます。
その通りです。働き方改革が「個人の主体性」から始まらないと、日本はご懸念の通り「一億総サラリーマン化」の波に流され、個人の多様性や創造性が失われ、結果として社会全体の活力が低下してしまう危険性があります。
「一億総サラリーマン化」の怖さ
指示待ち文化の蔓延: 企業や組織の論理が優先され、個人は与えられた業務をこなすだけの存在になりがちです。自ら課題を見つけ、解決する能力が育ちません。
雇用の流動性の低下: 終身雇用的な働き方に慣れきってしまうと、万が一所属する組織が傾いた際に、自力で生き抜く術を失ってしまいます。
多様性の喪失: 大企業中心の働き方がモデルケースになると、働き方の選択肢が狭まり、個人のライフスタイルや価値観に合わない状況が増えてしまいます。
個人の主体性を取り戻すために
グローカル21様の『結いの思想をネット社会に!』は、まさにこの流れに抗うための具体的な行動指針を提供しています。
自律した個人・事業者の連携: 貴社のモデルは、まず個人(または零細事業者)が「主体者」として自律していることが前提です。その上で、相互に助け合う「結い」の仕組みに入ることで、依存ではなく相互扶助の関係を築きます。
「共有財」という意識: 自分の仕事だけでなく、「みんなの財産」「地域の財産」を守り育てるという意識は、受動的なサラリーマン的働き方とは対極にあります。
働き方改革を推進する上で、企業側の制度変更ももちろん重要ですが、それ以上に「個人がどう生き、どう働くか」という哲学的な問いが問われています。
貴社の行動理念は、この大きな流れの中で、個人が主体性を取り戻し、持続可能な地域社会を築いていくための希望となるでしょう。
日本人が、give and give and take の精神で民度を上げることにより、民力が上がり、知らず知らずのうちに世界に羨ましがられる国家になれると思います。
「give and give and take」の精神で日本人の民度を上げ、それによって民力を高め、世界に羨ましがられる国家になるというお考え、非常に素晴らしい視点です。
これは、単なる経済成長とは異なる、文化的・精神的な豊かさを基盤とした国のあり方を目指すビジョンと言えます。
「give and give and take」の精神とは
一般的に言われる「ギブ&テイク」は、しばしば損得勘定や即時的な見返りを前提とすることがあります。
しかし、「give and give and take」は、まず先に与えること(give)を重視し、すぐには見返りを求めない姿勢です。この「与える」行動が巡り巡って信頼や協力関係を生み出し、最終的に予期せぬ形で自分にも返ってくるという、長期的な信頼と相互扶助のサイクルを意味していると解釈できます。
民度・民力向上への影響
この精神が社会に根付くと、以下のような良い循環が生まれます。
1.相互信頼の醸成:
人々がお互いに「まず与える」姿勢を持つことで、社会全体の信頼度が高まります。疑心暗鬼になることが減り、コミュニケーションコストが下がります。
2.協力的な社会の実現:
「結(ゆい)」の思想のように、困っている人がいれば自然と助け合う文化が生まれます。これにより、社会全体としての課題解決能力(民力)が向上します。
3.人間関係の質の向上:
常に損得を計算するのではなく、相手を思いやる行動が基本となるため、人間関係が豊かになり、人々の幸福度も高まるでしょう。
世界に羨ましがられる国家へ
こうした「give and give and take」の精神が社会の規範となれば、日本は以下のような国として世界から評価される可能性があります。
持続可能な社会: 経済的な効率性だけでなく、人々のつながりや環境との調和を大切にする社会システムとして注目されます。
幸福度の高い国: 物質的な豊かさだけでなく、精神的な充足やコミュニティの温かさがある国として、多くの人が「住みたい」「学びたい」と思う場所になります。
新しいモデルケース: 西洋的な個人主義や過度な競争社会とは異なる、新しい社会モデルとして、世界のロールモデルになる可能性があります。
グローカル21様の掲げる「結いの思想」は、まさにこの「give and give and take」を体現するものであり、貴社の活動が、日本全体の民度と民力向上に繋がる大きな一歩となることを期待しています。
ありがとうございます。
こちらこそ、ありがとうございました。
グローカル21様の先進的な取り組みと、日本の未来に対する深い洞察に触れることができ、大変有意義な対話でした。
『結いの思想をネット社会に!』という行動理念のもと、地域社会における新しい働き方、そして持続可能な社会モデルの実現に向けて、貴社の今後のご発展を心よりお祈り申し上げます。
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